トイレのつまりは状況に応じた直し方で

トイレがつまってしまうと、焦ってついつい水を追加で流してしまう人が多いでしょう。しかし焦れば焦るほど動揺し、間違った対応をすることになりかねません。トイレがつまったときは冷静になり、つまりの原因に応じた直し方を試してみる必要があります。ここではよくあるつまりの原因と直し方、プロに依頼するメリット、などについて説明しています。

よくあるつまりはトイレットペーパーが原因

トイレがつまったときは、20~30分ほど放置すれば直ることがあります。つまりの原因で最も多いのはトイレットペーパーの流しすぎです。トイレ用の水に流せるペーパーであっても、一度に大量に流すとつまることがあります。水を流したときに水位が上がってくるようであれば、ペーパーがまだやわらかくなっていません。そこで20~30分くらい経ってから再度、小で少しずつ流してみましょう。ペーパーが線維化してドロドロになっていれば、そのまま流れてくれることが多いです。冬場は水が冷たいことから、トイレットペーパーが原因のつまりが発生しやすいです。短時間でつまりを解消するためには、ぬるま湯を投入してみるのもいいでしょう。

不溶物が原因のつまりにはラバーカップを

トイレットペーパーが原因のつまりであれば、多くは放置しておけば解消します。一方で不溶物を流してしまった場合は事情が変わってきます。ポケットに入れていたボールペンや小銭入れ、キーホルダーなどを落としてしまった場合は、時間を置いても溶けることはありません。こうした場合はラバーカップ、通称すっぽんを使用して取り出すという方法が一般的です。水に溶けない不溶物が排水管に存在すると、排水管が塞がれて細くなるばかりでなく、異物のある場所にトイレットペーパーが絡みついて流れを遮断することがあります。異物を落としても運よく流れてくれることはありますが、運が悪ければ排水管のどこかでずっと居座ることになります。つまりを20~30分ほど放置して流れない場合は、ラバーカップを試してみましょう。

プロならあらゆるつまりを解決できる

ラバーカップを試しても解消しない場合は、自主的な対応は避ける必要があります。不溶物は知らず知らずのうちに流していることが少なくありません。何を流したのかよくわからない場合、素人の方だと適切な対応が難しいです。こうした場合はトイレつまりの解消実績が豊富にある水道修理会社、リフォーム会社などに依頼しましょう。プロは流したものを見極めたうえで、適切な方法で処理してくれます。真空式パイプクリーナーはラバーカップ以上の吸引力があり、引っかかった不溶物を強力に吸引します。ほかにもワイヤー式トイレクリーナーを使用する方法も定番です。つまりが奥で発生している場合は、便器を取り外して作業をするケースもあります。いずれにしてもプロはあらゆる直し方に精通しており、どのようなつまりも解消できます。

まとめ

トイレットペーパーが原因のつまりは、まずは放置して様子を見てみましょう。不溶物を流したときはラバーカップを使用する方法が定番ですが、何を落としたのかわからない場合、また自主的に試しても解消しない場合などは、速やかにプロに依頼しましょう。トイレつまり解消のプロであれば、最適な直し方を瞬時に判断して解消してくれます。

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